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BackStage -ボカロで作曲を目指すブログ-

何を血迷ったか、突発的にDTMを始めてしまった人間の日記

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DeEsserについて書く 

もうすっかり春ですが、明けましておめでとうございます。Fullでございます。
最近身の周りがバタバタしており、なかなかブログ書く時間が取れないのですが、
忙しい = 必要とされている、とポジティブかつ自意識過剰に考えればなかなか楽しいものです(・∀・)
しかし、放置している間にもブログの回覧数は少しずつ増えており、
見て頂いている方には申し訳なく思っております。。。
時間がある時には更新していくつもりですが、ツイッターなどで生存確認をお願いします。
そっちも週に1回ぐらいしか顔出しておりませんががが。

と、前置きはこれくらいにして、表題に入ります。
今日ちょっとディエッサーについて知り合いに聞かれたので、
自分の知識整理を兼ねてブログのネタにしようかと思います。

まずはディエッサー(DeEsser)とは何なのかって話なのですが、
文字通り「Ess(歯擦音)」を「De(下げる)」する「er(モノ)」です。
DTM始めてすぐの時に似たような記事を上げましたが、今回はエフェクトの話です。


歯擦音とは日本語ならサ行タ行などに含まれている、
「シュッ」とか「チッ」っていう甲高い音です。
日本語は他の言語に比べて無声音がほぼ無いので、英語の歌詞などよりはマシですが、
それでもこの音が耳触りに感じることがあります。

「甲高い音」と書きましたが、実際にはどれくらい高いのか。
一概には言えませんが、女性ボーカルの基音を550Hz~700Hzぐらいだとすると、
歯擦音は6000Hz~11000Hz辺りに入ってきます。キンキンですね。
いきなりこの音が耳に入ってくるとそりゃあ耳障りってもんです。
それを抑えてくれる便利なエフェクターがディエッサーな訳です。

まぁ、音の高さを数字で書いても何のこっちゃって感じですので、
恒例となった、うちのアホの子にデモを行って貰います。






「サ」を発音する時だけやたら息の成分が混じっています。これが歯擦音です。
初音ミクさんは人間じゃないので、歯擦音は11000Hz辺りに固定されています。

では、これをディエッサーを使って抑えてみます。

こちらはWAVESのDeEsserです。後述してますが、色んな場面でお世話になっております。
Frequencyで11000Hz辺りを狙い、Attenで効き具合を確認しながら、
Thesholdでどれくらい抑えるかを決めます。何とも簡単。
今表示している値は、さっきの音源を抑えるために行った設定です。
あまり掛け過ぎると音がもっさりするので、効くか効かないかギリギリの所を狙うのがポイントです。
ではどうなったかというと、こんな感じです。






うん、聴きやすい。
人間の声だともっと複雑に歯擦音が混じるので、一番聴こえがいい帯域を狙うのに一苦労します。

ついでに、ディエッサーについて深堀りします。
特定の帯域を抑えるというと、イコライザー(以下、EQ)っぽいエフェクターだと思ってしまいますが、、
どちらかというとマルチバンドコンプレッサー(以下、MC)に近い処理を行っています。
MCとは、任意の狙った帯域の音量を押さえるor持ち上げるエフェクターで、
(○○Hz以上は上げる、○○Hz以下は抑えるとか)
ディエッサーは高音域に存在する歯擦音を抑えるのに特化したコンプです。

個人的な捉え方を誤解を恐れずに書くとするならば、
・EQ = 音質を変える = 音を削る
・MC = 音量を抑える = 音を叩く
と思ってます。
例えるならEQは鋭器で、MCは鈍器、みたいな。


どちらにもメリット・デメリットはあり、
EQは細かい調整が効く一方、違和感が出やすい印象があります。
MCは自然に抑えることが出来ますが、周囲の帯域を巻き込みやすいです。
なので個人的な使い分けを書くなら、
EQはピンポイントに削る時、MCは滑らかに抑える時に使います。

ディエッサーは後者の特性があるので、歯擦音を抑える時以外にも、
「違和感なく高音を広域に音を抑えたい時」に使っています。(分かりにくい)
実際の仕様例を挙げると、
ギターのスクラッチノイズ、ドラムの金物の高音処理、距離減衰が掛かった音にしたい時、などです。
距離減衰については簡単に言うと遠くから聴こえる音にしたい時です。
ボーカルの処理でいうなら、コーラスパートを遠くに置きたい時です。
これについては以前にこちらに書いてます。

また2mix以外でも、マスタリングする際にマスタートラックに挿すことで
全体的なキンキン音を押さえる、という使い方も普通にあるらしいです。

このように、ボーカルトラック以外にも普通に使える優秀なディエッサーさんですが、
あまりに使いすぎると抜けの悪い音になりがちです。
また、今回はHzだとか周波数の話を話をしていますが、最終的に信じるのは自分の耳ですので、
「耳障りなのはこの部分!」っていう最終判断は人の好みによりますのでご了承ください。

以上、久々のブログ更新でした。
次回はボーカロイドの調教についてでも触れようかと思ってます。
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2013/04/08 Mon. 02:56 | trackback: 0 | 本文: 0edit

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